コロナ禍の中から見えてきた私たちの本当の幸せの暮らしとは


2020年1月上旬から日本で新型コロナウイルスの足音が聞こえ始め約2年が経ちました。
そして現在2022年1月下旬ではオミクロン株の感染者数が爆発的に増えてきています。
しかしオミクロン株のコロナウィルスは世界では弱毒化しているとの情報も出てきました。今年中にはこのままコロナウィルスの弱毒化が進んで行くことを願って止みません。コロナも終息し平安な日々が戻ってくる事を願っております。
まだまだ、気が抜けない日々が続きますが、世界各国の情勢も注意深く見ながらも感染対策は怠る事なく体調などに気を付けてご自愛ください。
今回の2年間を振り返って、コロナ感染拡大が日本でも始まり、やがて緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を避けるよう要請がありソーシャルディスタンスや飲食業界の大ダメージ、または旅行会社、公演会、ライブ、様々なジャンルのイベントも中止になったり人々の生活など今まで当たり前に出来ていた事ができなくなってしまい動揺した方々も多いのではないでしょうか。
そして今回のコロナ問題が原因で先行きが不透明になり、生活の不安と不幸の数を数えてあれもこれもと落胆させられている方々も沢山見かけてきました。中には逆にチャンスと捉え前向きに新しい事にチャレンジする人もいたり生活環境を180度変えてしまった方もいて今まで気づけなかったありがたみを感じれるようになったなどの声もあるようです。

私も持病があり、定期的に病院に通っていたりハウスクリーニングのお仕事で病院院内の清掃クリーニングに行く事も多いのですが、
通院は命に関わる事以外ではあまり今まで通りの通院が出来なくなりました。むしろよほどの緊急性がない限り無闇に病院に行く事を控えています。医療現場では命に関わる現場の中、より緊迫した状態が何日も続いており医療従事者たちは毎日緊張感の抜けない日々の中私達の為に懸命に働いてくださっています。
そして今も逼迫した状況が続いている医療従事者も沢山います。このような有事の中先頭に立って私たちの命と向き合ってきた医療従事者には頭が上がりません。感謝してもしきれません。そのことを私たちは忘れてはならないのだと思います。そして我々はそんな思いを胸にハウスクリーニングを通じて病院院内の除菌、クリーニングを行ってきました。そして今もそんな状況下で働かせて頂ける事に感謝しか湧いてきません。

今回のコロナ禍の中を経て私たちの様々な生活様式や暮らしが変って行く模様を見てきました。その中に実は今まで見えてなかった本当の幸せの暮らしがあるのではと思えてならないのです。

コロナ前の日本では文明の発達により利便性の良さ、暮らしにも何不自由なく充分に物で溢れかえっているのに我々は更なる利便性を求め、いかに楽に生きるか、いかに何不自由なく暮らせるかに特化していたように感じます。
そして当然のように社会では競争社会が生まれ、企業では明日を生きるか食われるかの時代の中、生き残りをかけた戦いが繰り広げられていました。そして今もこのコロナ禍の中で明日をどう生きるか不安は変わらず更に仕事を失い先行き不透明になり絶望的に見舞われている方も多くいらっしゃいました。
その逆にそこから新たな価値観が生まれそれらの逆境を利用して思い切った行動を起こし暮らしそのものを180度変えてしまった方も多数いるのです。そして環境を変え新たな暮らしを始めた方々の中にはとても有意義な暮らしを手に入れていて世の中ではまだコロナ問題であれよこれよと対策も見えず悲観的になっている中、とても生き生きと暮らしている人が居るのです。

その方たちの暮らしは決して裕福とか仕事にあり溢れているわけでもなく、また物に溢れているわけでもない。意外と質素な暮らしをしていたのです。
例で挙げると物にあり溢れた利便性のいい都会の中の暮らしではなく、どちらかと言えば田舎暮らしのような、ジュースを買いに行くのにも自動販売機など無く少々手間がかかるぐらいの利便性の悪い暮らしで何か一つを得るのに少々手間をかけるような暮らしの中に心を豊かにするヒントがあるのだと言うのです。
これがどう言う事なのか皆さんの中にも直感的に理解できる人も多いのではないでしょうか?
私はあー、なるほどと直感でその人たちが言っていることが理解出来る気がします。
あえてここではその直感の事に言及しませんが(長くなるので笑)決して都会暮らしを否定している訳でもなく安易な田舎暮らしを推進している訳でもありません。しかし今回のこのコロナ禍の中からこのような暮らしの中に多くの2極化が増えていくのだろうと思いました。
私は便利な事、不便な事、共にバランスを考えながら生きていこうと思うのです。それには当たり前の物などこの世の中には何一つもないという事が前提とすることであり、その中で便利な物がある事への感謝も生まれてくる。本当は不便な思いや少々手間がかかるぐらいの生活の中の方が実はより幸せを感じる事ができるのではないかと思っています。
まだまだ心休まることのないこのコロナ禍の中ですが私達が今すぐに出来る事があります。

それは当たり前のことなど何もない環境に自分の身を置いて、その中で得られる幸せの数を数える力をつけてみたり、そのためには生き方や暮らしををいま一度見つめ直してみるのもいいのではないかと思います。
どんな些細なことでもいい。
今日、何気なくある食事
今日、何気なくある暖炉
今日、何気なくあるお風呂
今日、何気なく居る家族
今日、何気なくあるお布団
当たり前の事など何一つないのにね。
今日、知らない人にありがとうと声をかけられたり
今日、出先で綺麗なお花をみつけたり
今日、素敵な空の色を見つけることが出来たり
今日、誰かがあなたに向けて微笑んでくれたり
今日、誰かがあなたの事を心配してくれたり
今日、寒い冬に家族が温かいスープを作ってくれたり

小さな幸せの数を少しでも多く見つけられる人は幸せの達人です。
あなたは一人ではないのです。必ずあなたの周りにはあなたに注ぐ沢山の愛情の中に支えられて生きています。どうかそのことを感じてください。忘れないでください。たとえあなたへ向けられた愛が1%でも愛は愛です。100%以上の愛情を向けてもらえないと愛を感じないと言う人ほど愛に無頓着なのではないでしょうか?小さなことにも感謝の出来ない人なのだと思います。当たり前の事など何もないのです。小さな愛を感じることが出来る人は愛情深き心の持ち主です。そして愛に溢れた幸せの達人です。そして感謝のたくさんできる人です。どうか今すぐにでも不幸の数を数えるのをやめて小さくても幸せの数を数えるように意識してみてください。きっと皆様の中に沢山見つかります。そして皆様のまわりに沢山の幸せが見つけられますように祈っております✨今年も沢山の素敵なお客様に出会えることができて幸せです。また今後ともどうぞ末永くよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

ダッククリーンサービス 石川

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